今日の新聞に、この6月に開校する学習塾のチラシが入っていました。
それを見ると、「個別学習」と書いてあります。
「個別学習」とはどんなシステムなのでしょうか?
「個別というくらいだから、1:1で先生が親身に指導するんだろう」と思う方もいるかもしれませんがそうではないようです。
その塾のフランチャイズオーナー募集のホームページを見ると、「人件費0円の塾経営!」とか「パソコンが優秀な講師たちです!」といったことが書かれています。
「えっ、先生が教えてくれるんじゃないの?」
「個別の学習塾なのに、学習指導はパソコンに丸投げしてしまうの?」
と感じてしまいます。
何が言いたいかというと、パソコン学習をさせているだけなのに「個別」という言葉を使うのはおかしいのではないかということです。
実態がパソコン学習なのであれば堂々と「パソコン学習」と宣伝すればいいのに何か後ろめたいことがあるのでしょうか?
ひょっとしてパソコン学習のシステムが、普通の個人でも購入できる「天神」や「すらら」だということを知られたくないのでしょうか?
確かにその塾に通わなくても、そのパソコンの学習システムが普通の一般家庭でも買えるとわかれば、その塾に行く価値はなくなってしまいますね。
この塾を個別の塾と考えるかただのパソコン学習の塾と考えるかは、人によって違うのかもしれませんが、普通の一般家庭でも購入できるパソコン学習のシステムを使っているだけなのであれば、何故こんなに高い授業料をとるのだろうか?と感じます。