合格祝賀会

今日は午後から合格祝賀会を行いました。

いつものように、午前中に掃除をしたり、お菓子・ジュースの買い出しに行ったり、1時過ぎに予約していたケーキを取りに行ったりします。

生徒さんに渡す賞品や寄せ書きの準備などを済ませて、あとは生徒さんが来るのを待つのみです。

毎年思うのですが、最後の授業から2週間ほどしか時間が経っていないのに、高校入試を終えてこれから高校へ進学する生徒さん達の表情は明らかに大人びた感じに見えます。

塾に通ってくれている間は、少なくとも週に2回は顔を見ることになるので、なかなか気付かないのですが、この時期の生徒さんは日々成長しているのでしょう。

開始時間が近づくにつれ生徒さんが増え、今年は全員が合格祝賀会に出席してくれました。

高校に進学する前のこの忙しい時期に時間を作ってくれた皆に感謝したいと思います。

ケーキを食べる前に、生徒さん一人一人に、進学する高校名と高校で頑張りたいことを発表してもらいました。

生徒さんの話を聞きながら、この1年を思い出していました。

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今年の中3クラスは、全員が第一志望の高校に合格しましたが、順風満帆かというと決してそうではありませんでした。

去年の高校入試説明会では、1学期に油断すると通知表が大きく下がることを保護者の皆様に話したのですが、それが現実になってしまった生徒さんがいました。

その生徒さんは、決して油断していたわけではなかったのでしょうが、新しい学年になって担当する教科の先生が変わったことや定期テストの順位のちょっとした違いが積み重なったことで、通知表の評価が大きく下がってしまったのです。

この時点で志望校合格がかなり不安な状況になってしまったのですが、そこであきらめずに2学期と3学期に通知表を上げて見事志望校に合格しました!

また、今年の中3クラスは、ある部活動に所属している生徒さんの比率が非常に高かったことも不安材料の一つでした。

今年の中3クラスの生徒さんの話ではないのですが、過去に一つの部活動の生徒さんの割合が高い学年があって、その生徒さん達がいつも同じタイミングで塾を休むことが頻繁にあったため、その学年の雰囲気が非常に悪くなったことがあったのです。

幸い、今年の中3クラスの生徒さん達はそのようなこともなく、良い雰囲気を維持して高校入試まで頑張ってくれました。

それに今年は入試問題が難しかったようで、去年と比べても、どこの高校も合格最低点がかなり低くなっているようです。そのおかげで当塾の生徒さん達は、皆第一志望の高校に合格できたのですが、入試が終わったときに生徒さん達の自己採点の点数を聞いたときは、かなり厳しい結果になることも覚悟していました。

終わってみれば良い結果だったのですが、4月から中3になる生徒さん達の入試対策授業で取り扱う問題の難易度をどうするかについては、これからじっくり考えていきたいと思います。

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生徒さんに賞品を渡したり、寄せ書きを書いてもらっていたりしているうちに、あっという間に終わりの時間が近づいてきました。

毎年この合格祝賀会で生徒さん達が何気ない話をしているのを見ているときが、一番うれしく感じます。

今年も何とか生徒さんを送り出せたという思いと、4月から新学年になる生徒さん達の指導を頑張らなければ、という気持ちになります。

この合格祝賀会で、最後に生徒さん達に会えたから、私もこれからの1年を頑張れるのだと思います。

今日、合格祝賀会に出席してくれた生徒さん達には、本当に感謝の思いでいっぱいです。

当塾を卒業した生徒さん達が、充実した高校生活を送れるよう祈っています!

高校でも頑張ってね!

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