手を動かす

今日は中2クラスの授業がありました。

7月に入り、数学の授業では一次関数の勉強を進めています。

一次関数は、考え方を理解すれば、覚えることが少なくとても面白い単元ではないでしょうか?

自分が中学生の時のことを思い返してみても、連立方程式との関連があることが分かったり、図形の問題にも応用できたりするのが、とても興味深かったことを覚えています。

ただ、一次関数の勉強を始めたばかりの生徒さんにとっては、変化の割合という言葉の意味や
y=ax+bのaとかbの意味がまだしっかり身についていないと、何をすればいいのかがすぐに分からないかもしれません。

例えば、二点の座標から一次関数の式を求めるときに、座標だけを見て傾きを求めることが、何をやっているのかイメージできない場合は、ノートに実際に二点の座標を書いてみて、計算式が何を意味するのかを把握するのもいい勉強になるでしょう。

予習や復習の時に、自分の手を動かしてあれこれ考えてみることは、とても大切な勉強だと思います。解答を真似てみたり、図を書いて理解しようと努めたりすることで、ある時突然自分が勉強していることの意味に気がつくことがあります。

実力がつくのはまさにそういう瞬間ですよね!

授業を聞くことも大事なことですが、予習や復習の時に、あれこれと試行錯誤をすることを厭わないで、勉強を続けてほしいと思います。

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