違っていて当たり前

夏休みに入り、毎日保護者の皆様と面談を行っています。

夏休みの面談は、1学期の成績について振り返り、塾での指導やご家庭での様子、学校の個人懇談の情報等を共有し、2学期以降の指導に役立てるために行っています。

当塾でも兄弟姉妹で通っていただいている場合が結構ありますので、成績の面でお兄さんやお姉さんと比べる話になる場合があります。

もちろん、同じ環境で育っているわけですから、同じような成績になるのではないかと考えるのは自然なことです。

実際に、兄弟姉妹で同じ高校に進学している場合もありますので、弟や妹がどれくらいの成績をとるのかを推測するのに役立つのかもしれません。

ただ、私が塾を開校してから見てきたケースを思い出してみると、いろいろなケースがあるので、先入観を持つのは良くないと感じています。

弟や妹が上の兄・姉からどのような影響を受けるのかは、時間が経ってみないと分かりません。

成績面でいえば、兄や姉が良い成績を取っているから「自分も頑張ろう!」と考える場合もあれば、「自分は違う分野で頑張ろう!」と考える場合もあるでしょう。

本当にいろいろな可能性がありますので、周りの人間が先入観を持って接するのは弟や妹の立場で考えるとあまり良くないのではないかと思います。

もちろん塾に通っていただいているわけですから、良い成績をとれるよう導いていくのは当然のことなのですが、兄弟姉妹での比較で話をするのではなく、その生徒さんの気持ちを尊重していきたいと考えています。

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今日で東海地方も梅雨開けが宣言されました。
明日からは暑い日が続きそうですが、頑張っていきたいと思います!

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