固定電話と新聞

「電話口」の読み方が分からない?

今日は中2クラスの授業がありました。

国語の授業の時に、文章の中に「電話口」という言葉があったのですが、この言葉の読み方に確信を持てない生徒さんが何人かいました。

確かに携帯電話を使っているような状況だと、電話口という言葉を使うような機会がないのかもしれません。

小学生の授業でも中学生の授業でも、国語の文章で出てくる言葉の中で「この言葉は今の子供たちには全然使われていないのか!」と気付くことが度々あり、時代の流れを感じることがあります。

ひょっとしたら、今の子供たちにとってはスマートフォンは通話をする電話というイメージよりも、LINEやYoutubeを楽しむ機器という感覚なのかもしれませんね。

固定電話や新聞はあるのか?

話のついでに生徒さん達に、「自分の家に固定電話があるか?」、「新聞をとっているか?」を聞いてみました。

固定電話については人数は少なかったものの、やはり携帯電話だけのご家庭がありました。

確かに電話の使い方によっては、もう固定電話が必要ではない時代になってきているようです。

私が塾を始めた頃はすでに携帯電話もかなり普及していましたが、それでも固定電話がないというご家庭はほとんどなかったはずです。

しかし今では、固定電話がないということを聞いても驚かなくなってしまいました。

また、新聞をとっているか?という問いに対しては驚くべきことに半数の生徒さんが「新聞をとっていない」と答えていました。

確かにスマートフォンやパソコンがあれば、新聞で手に入る情報はほとんど手に入れることができます。地域の情報や近隣の店舗の情報については、まだ新聞の方が情報を手に入れやすいと思いますが、今若い世代の人は本当に新聞を購読しなくなっていますよね。

こういった時代の流れをとらえて、これからのことを考えていかなければならないと感じました。

 

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