優しさと厳しさ

今日は、ある人と話をして感じたことを書きたいと思います。

私はよく近くのトレーニングセンターにエクササイズに行くのですが、そこでインストラクターをやっていらっしゃる方とよくお話をします。その方はボランティアで柔道を教えているので、最近の子供についてよく一緒に話をします。

その方が話していたことで印象に残ったのは、「根本的な部分で優しさがないと子供は言うことを聞いてくれない。」ということでした。柔道の指導といえば、結構厳しい姿勢で指導しているのかなあ、という印象があったので、ちょっと意外でした。また、私が最近子供と接していて、「今よりも、もっと厳しく接するべきなのだろうか?」と考えていたこともあり、その後いろいろと考えていました。

まず、私の子供との接し方についてですが、決して体罰もしませんし、子供がやることをしっかりやってくれば、怒ることもまずありません。しかし、「やることをしっかりやってくれば」というのがポイントで、なかなかしっかりやってくる子がいないんですよね。特に思うのが、「忘れ物が多い!」ということです。宿題をやってこなかったり、持ってくるように言ったものを持ってこなかったり、ということがあまりにも多いのです。もちろん、小学生あるいは中学生だということを考えて最初のうちは大目に見ていますが、いつまで経っても状況が改善しない生徒さんもいます。こういった場合、どう対応すればいいのか?ということを考えると「たまには厳しい態度で接することも必要なのかな?」と思うこともあります。

忘れ物が多いということは注意力がないということであり、その注意力のなさは必ず学習面にも影響を及ぼしています。これは、複数の生徒さんを見ているとはっきりわかります。逆に言えば、注意力がつけば、間違いなく学習面で良い結果が出るようになります。

忘れ物が多い生徒さんには、「注意力がない=自分にスキがある=いろいろな面で損をしている」ということを自覚してもらい、早くそういった状況を改善してもらいたいと思います。また、こういったことは生徒さんのご家庭とも連係をとって対処していくのがいいのかもしれませんね。このブログをそういった面でも活用していきたいと思います。

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