新しい英語の教科書

中学校の新しい英語の教科書について

4月に入り、中学生クラスはどの学年も新しい教科書を使って授業を進めています。

どの学年の教科書も英文の量が増えており、それに伴って覚えなければならない英単語の量も多くなっています。

当塾の英語の授業の時間配分も、教科書の解説にかける時間が去年と比べて増えています。

英文法をどのタイミングで教えるか?

土曜日に中2クラスがありましたが、中2の英語ではUnit 1で未来の文と5文型、Unit 2で接続詞を勉強します。

去年までの教科書では、be going to はUnit 2、willはUnit 4、5文型は中3のUnit 6、接続詞は中2のUnit 5で勉強していたことを考えると、今年の教科書がいかに早い段階で英文法の勉強をしなければいけないかがよく分かります。

もちろん生徒さんにとって学習負担が大きくなるのは間違いありませんが、文句ばかり言っても仕方がありません。

未来の文を一つのUnitでまとめていたり、文法事項がシンプルな接続詞やthere is構文を早めに学習するようにしているのは、少しでも学習負担を少なくする配慮なのでしょう。また5文型を中2の最初の段階で取り上げるようにしたのもなかなか良いことだと考えています。

去年までの教科書では5文型の説明が出てくるタイミングがあまりに遅かったので、中学校でもほとんど指導していなかったために、生徒さんが5文型について深く学習する機会がほとんどなかったと思います。

当塾では中2の12月に5文型の説明をして少しでも生徒さんが5文型を活用して英文を理解できるように努めてはいたのですが、なかなか思うような成果が上がりませんでした。(もちろん高校入試で出題されるような英文であれば、5文型の知識がなくてもあまり影響がなかったのですが・・・)

これから学校の定期テストや高校入試の問題が難しくなって、5文型の知識が必要な状況になれば生徒さんの取り組み方も変わってくるかもしれません。

当塾でも英文法の指導については、今年から使われる教科書の内容に対応して、去年までのカリキュラムを見直しました。

生徒さんが無理なく英語学習が進められるよう、しっかりと指導していきたいと思います!

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