今年の推薦入試はどうなる?

推薦選抜の志願者数が発表されました!

愛知県公立高校の推薦選抜等の志願者数が発表されました。

今年から推薦入試の志願者は、学力試験の前に推薦入試の合否が決まるので、推薦入試で合格が決まれば学力試験を受ける必要がなくなります。

そういった状況もあり、去年までよりもかなり志願者数が増加したようです。

春日井市内の近隣の高校についてちょっと数字をまとめてみました。

2016 2022 2023
春日井高校 80(48) 46(46) 96(?)
春日井南高校 79(54) 45(45) 108(?)
春日井西高校 32(32) 11(11) 29(?)

上の表は、それぞれの年度で各高校の推薦入試の志願者と合格者をまとめたものです。(かっこの中の数字が推薦入試の合格者になります。)
2016年度は、推薦入試に学力試験が課されなかった最後の年で、このときまでは推薦入試の志願者が比較的多かったのですが、今年の推薦入試はそれを上回る人数になっています。

2017年度から2022年度までは、春日井市内の高校は推薦入試の合格率が極めて高かったので、「推薦入試を積極的に活用しましょう!」と保護者の皆様にお話ししていたのですが、今年からは事情が変わってしまいそうですね。

春日井西高校は推薦選抜の権利を中学校から獲得したらほぼそのまま合格になるでしょうが、春日井高校や春日井南高校の場合は、定員枠が最大で15%程度であることを考えると、今年の推薦入試では半分くらいの生徒さんが一般入試に臨むことになるのではないかと考えられます。

(面白いことに春日井高校と春日井南高校の場合は、今年の推薦入試の志願者数がちょうど推薦入試の定員枠15%の2倍の数字になるのです!志願者数が多くなりすぎないように調整しているのでしょうか?)

今年推薦入試に臨む生徒さんは、今までのように簡単に推薦入試で合格できないかもしれない可能性を考えて、学力試験の勉強を続ける必要があるかもしれません。

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