小学生クラスの指導方針

小学校の勉強は非常に簡単だと思いますが、それでも模擬テストなどの出題範囲の広いテストを受験すると、生徒さんがいかに学校で勉強したことを身につけていないかがよく分かります。これは、学校のテストの点数や通知表の結果を見るだけではなかなか気がつくことができません。学校のテストは、学習した内容が終わるとすぐに実施されますので、どの生徒さんも比較的良い点数を取ることができます。なぜなら生徒さんが勉強した内容を忘れないうちにテストが行われるからです。ただ、今の小学校ではその後のフォローが全くないため、生徒さんはその後勉強した内容をどんどん忘れていきます。その結果、出題範囲の広いテストを受験したときにひどい結果が出てしまうのです。本来勉強のできる生徒さんでも、小学校の授業を受けるだけでは、勉強したことをどんどん忘れてしまいます。そして中学校に入ってから、定期テストで思うような点数が取れず、勉強に苦手意識を持つために勉強をしなくなってしまうケースがかなりあります。 ここでは、当塾の小学生の指導方針を下記の5つのポイントに分けて説明いたします。

①復習重視
②授業に積極的に参加する学習姿勢
③わからないことを質問できるようになる学習姿勢
④算・英・国・社・理の優先順位
⑤家でも勉強するようになる学習習慣の確立

 

①復習重視
小学生クラスでは、予習を一切課していません。その代わり授業で習ったことを次の日にもう一度復習することを徹底させています。小学生のうちに復習する習慣をつけ、授業で勉強したことを身につけられるようになれば、中学生になっても勉強で苦労することはありません。小学校の勉強は簡単な内容なので、「復習をしなくても大丈夫!」と思っている生徒さんや保護者の方が多いのですが、学校のテストの点数だけでなく、模擬テストの結果もしっかり見ていただき、授業を受けるだけで復習をしていないと、いかに学習内容の定着が低いかを実感していただきたいと思います。

②授業に積極的に参加する学習姿勢
当塾の1クラスの定員は16名と少人数なので、1コマの授業で何度も発言をする機会があります。その中でできるだけすべての生徒さんに積極的に授業に参加するように促しています。小学校では1クラスに30名以上いますので、なかなか発言する機会がありません。また、手を挙げなくても注意されることはあまりないでしょうから、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜くことができてしまいます。そうしているうちに受け身の学習姿勢が定着してしまい、手を挙げることができなくなってしまうのです。授業中に手を挙げて発言する生徒さんは、教える側から見て非常に良い印象を持ちます。また、発言した内容が間違っていたらその場で訂正してもらえますので、他の生徒さんよりも多くのことを身につけることができるようになります。授業に積極的に参加する学習姿勢を身につけることは小学校の通知表だけでなく、中学校の通知表にも非常に大きな影響を与えることを考えて、小学生のうちからしっかりと指導しています。

③わからないことを質問できるようになる学習姿勢
 勉強が難しくなってくると、どんなに分かりやすい授業を聞いても、すぐにはしっかりと理解できない学習内容が出てきます。例えば、小学5年生の算数で勉強する「割合」などは、いくら計算力があっても、最初のうちは「比べる量」と「もとにする量」の区別がつかない生徒さんがほとんどです。分からないことを粘り強く考えるのも大事なことですが、当塾では分からないときには質問をするように促しています。何が分からないのかを他人に伝えることも頭を使う作業ですからそれ自体が勉強になりますし、質問をしてくれる生徒さんにはこちらも生徒さんの分からないことに焦点を当てて説明をしたり、説明の方法を変えたりして生徒さんの理解を促すことができます。当塾は1クラスの人数が少ないので質問にも応じやすい状況にありますし、小学生クラスが始まる前の時間は授業がありませんので、質問する時間はたっぷりあります。

④算・英・国・社・理の優先順位
 小学校の勉強で重視すべき教科を順にあげると、算数、英語、国語、社会、理科の順になります。
特に算数は、小学5年生で勉強する倍数と約数、単位量当たりの大きさ、割合、百分率、小学6年生で勉強する比、速さと時間と距離の問題、比例・反比例、量の単位などをしっかり身につけておかないと、中学に入ってからすぐに数学ができなくなってしまいます。中学生になってから数学で苦労しないためには、小学校の算数をしっかり身につけておく必要があります。
当塾ではこれまで、「英語は中学生になってから勉強を始めても十分間に合います。算数や国語の勉強に弱点があるなら、まず算数と国語をしっかり勉強しましょう。英語は、算数と国語をしっかり勉強して、それでもまだ余裕があるなら始めましょう」というスタンスで保護者の皆様にお話をしていました。何故かと言えば、英語ができないことよりも小学校で学ぶ算数や国語ができない方がもっと致命的だったからです。
しかし、2018年から小学校での英語の勉強が3年生から始まることや、5年生から英語が正式な教科となることを考えると、「英語は中学に入ってから頑張ればいい」という考えは通用しなくなるでしょう。当塾では以前から小学英語クラスを重視していたこともあり、当塾の小学英語クラスで勉強した生徒さんの多くは、中学生になった後も英語を得意教科にしています。2018年からは当塾でも英語を必修教科にして、小学校の英語の授業に完全に対応したカリキュラムに変更します。ぜひ当塾で英語の勉強を始めて、英語を得意教科にしてください。
国語は、テストの点数ではなく根本的な実力を上げるという意味では、一番難しい教科といえます。国語力は、自分の学年の教科書を「一字一句」間違えずに読むことができるか?とか、教科書に出てきた漢字をその都度しっかり覚えているか?あるいはわからない言葉があった時にすぐに辞書を引いて調べているか?といったことをチェックすることである程度実力を見極めることができますが、そういったことができていても、国語の問題を解くときに「自分の言葉を使って説明する問題」や「文章の要約をする問題」を面倒くさがっている生徒さんはなかなか得点を上げることができません。塾の授業の中でそういった「解答を用意するのが面倒な問題」をしっかりやっていくことを継続していくことで、文章を注意深く読み、思考力をつけることができます。
中学生以降の勉強では社会よりも理科を苦手とする生徒さんが多くなりますが、小学校の勉強に限って言えば、理科よりも社会の方が大事です。それは理科よりも社会の方が覚えるべき学習内容が多いからです。また、小学校の社会は5年生で地理、6年生で歴史と公民の分野を勉強しますので、小学校の時にしっかり勉強しておけば、中学になってからの社会の学習負担が少しでも軽くなります。

 

⑤家でも勉強するようになる学習習慣の確立
当塾では小学生クラスは週2日あるいは3日の通塾でその学年の学習内容をしっかり身につけられるようにカリキュラムを作っています。しかしこれは、1週間のうち2日あるいは3日だけ勉強して、塾の授業がない日は勉強せずに遊んでもよいということではありません。塾の授業がない日は、復習や宿題をして、授業で勉強したことや理解したことを定着させなければなりません。そういった考え方が根底にありますので、生徒さんが塾で授業を受けた後、復習をしっかりしているかどうかは、こまめにチェックするようにしています。当塾に入塾してすぐにその習慣を身につけた生徒さんは、すぐに学習効果が表れます。ただ、小学生の生徒さんの場合は、すぐにその習慣を身につけられない場合でも、粘り強く指導を行っております。小学生のうちに家でしっかり復習や宿題をする習慣が身につけば、中学に進んでも恐れることは何もありません。

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