中学生クラスの指導方針

中学校の勉強も小学校の勉強と同じく、義務教育ですから極端に難しいことを扱っているわけではありません。それでも、中学になると「勉強が分からない」と悩む生徒さんの数が増えてきます。これは何故でしょうか?いろいろ理由はあるのですが、一つには「中学になると通知表や学年順位などで自分の成績が明確にわかるので、自分がどれだけできないかが明らかになる」ということがあります。例えば、小学校の時には、生徒さんが算数のテストで80点をとったのを見て、実際には80点が平均点以下だったとしても平均点が示されなければ、「これなら良い点ね。」で済ませていたかもしれません。でも、中学になると学習内容も難しくなりますし、テスト範囲も広くなりますので、小学生の時のように高い点数をとることが簡単ではなくなります。また、テストのたびに学年順位が出て、自分の位置がはっきりと分かるようになるので、出来ていなかったことがごまかせなくなってしまうのです。また、小学校から中学校に進むときに生じる学習量の増加、学習スピードの変化に単純についていけなくなることも大きな要因といえます。
中学校でも勉強ができるようになる一番簡単な方法は、「小学校の時に勉強の弱点を作らないようにする」、「小学生のうちに中学生に必要な学習習慣を身につけておく」といったことなのですが、中学から当塾に入塾した生徒さんが出来るだけ早く中学の勉強のペースに追いつけるよう、指導に様々な工夫を凝らしています。ここでは、当塾の中学生クラスの指導方針を下記の6つのポイントに分けて説明いたします。

①予習と復習重視
②通知表で良い評価が得られるような学習姿勢
③分からないことを的確に質問できるようになる学習姿勢
④数・英・理・国・社の優先順位
⑤家でも勉強するようになる学習習慣の確立
⑥自習室利用による自学習慣の確立

 

①予習と復習重視
当塾の小学生クラスでは予習を一切しなくていいようにカリキュラムを組んでいますが、中学生クラスでは復習だけでなく予習もすることを想定してカリキュラムを組んでいます。「予習が必要な塾と予習が必要ない塾とではどちらが良いですか?」と聞かれたら、どう思われますか?「予習をしなくてすむのであれば、そちらの方がいいのではないか?」と思われる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。また多くの生徒さんは、「予習をやらなくていい塾の方が楽そうだ!」と考えるかもしれません。しかし、予習をやらなかった場合は、予習をやった場合と同じ学習効果が得られることはあり得ません。言い換えると、予習をやる生徒さんは、予習をやらない生徒さんよりも確実に思考力や応用力が身につきますし、自分で勉強ができる学習習慣を獲得することに近づきます。また、中学を卒業するまでに予習をやる習慣をつけておかないと、高校に進学してから勉強に非常に苦労することになります。
「うちの子は、予習のやり方が分からないのだけど・・・」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それは心配する必要はありません。当塾で指導する勉強のやり方を続けていけば、必ず自分で勉強できる範囲が広がっていきます。また当塾でも、数学の応用問題のようなものまで、生徒さんが全部予習でできると考えているわけではありません。生徒さんが予習の時に解けそうにない応用問題などは、基本的にすべて授業で解説しますので、ご安心ください。大切なのは、授業を聞くまで全く何もしない学習姿勢を改善することなのです。小学校の勉強くらいだったら、予習などしなくても授業を聞くだけで大体のことは理解できると思うのですが、中学・高校になると学習内容が難しくなってきますので、授業を聞いただけではすぐに理解できないことが増えてきます。そういう状況になる前に、自分で調べられることは調べる、意味の分からない言葉や単語はあらかじめチェックしておく、といった習慣をつけておけば、授業中も分からないことに集中力を向けることができるようになります。

 

②通知表で良い評価が得られるような学習姿勢
高校入試では通知表の成績が非常に大きな要素になっています。愛知県の公立高校入試の仕組みを知っている方なら、「調査書重視型」とか「学力検査重視型」といった言葉を耳にしたことがあるでしょう。簡単に言えば、「調査書重視型」というのは、通知表の成績を重視することを意味し、「学力検査重視型」というのは本番の入試の点数を重視するという意味になります。基本的には、上位の高校はすべて「学力検査重視型」に含まれます。しかし、「学力検査重視型」だからといって、通知表の成績を全然気にしなくても良いわけではありません。あくまでも「調査書重視型」と比べて学力検査の比重が高いだけで、「学力検査重視型」であっても、通知表の1点の方が入試の点数の1点よりも重いのです。ですからどこの高校を受験するにせよ、通知表の評価を少しでも高くしておくことが非常に重要になります。それでは、通知表の成績はどうすれば良い評価が得られるのでしょうか?定期テストで良い点数を取ることも大事ですが、それ以外にも授業態度を良くするとか提出物を期限までに提出するとかいろいろなことに気を遣わなければなりません。当塾では学習指導以外の面でもできるだけアドバイスをするようにしています。例えば、「勉強中に背筋を伸ばした良い姿勢で座っているか?」とか、「授業中に先生の目を見ながら話を聞いているか?」とか、「先生の質問に答えようと努力しているか?」といったことは、授業態度を改善するうえで非常に大切なことです。学校や大手の集団指導塾では、1クラスに30人以上いますので、先生が一人一人の生徒さんに上記のようなことを気遣うのは無理です。また、個別指導塾では、そもそもそういった指導ができる環境にありません。ですから、当塾の指導で短期間に授業態度を改善した生徒さんは、成績面での実力が上がる以上に通知表の成績を上げることができます。生徒さんには、ほんの少し授業態度に気を遣うだけでも、通知表の成績が簡単に上がることを実感してほしいと思います。

 

③分からないことを的確に質問できるようになる学習姿勢
小学生の場合は、「この問題が分からない」という生徒さんには、出来るだけわかりやすく説明するようにしています。中学生の生徒さんには、説明をする前に、何が分からないのかをもっと具体的に話してもらったり、質問をする前に自分で解決する努力をしたか確認したりするようにしています。例えば、数学の応用問題の解法が分からない生徒さんがいたとすると、生徒さんが解法のどの部分が分からないのかを具体的に説明してもらいます。自分が分からないことを言葉で説明するのは面倒なことですが、それをすることで自分の疑問点が明らかになり、説明も理解しやすくなります。また、解答をすぐに教えるのではなく、解答を導くためのヒントを教えたり、テキストや教科書のどこを見ればいいかを教えたりすることで、生徒さんができるだけ自分の力で正解にたどり着けるように指導をしています。

 

④数・英・理・国・社の優先順位
中学生が5教科の中で最も重視しなければいけない教科は数学です。もし、小学校の算数があまり良くない成績だったとしたら、中学に入ってからかなり努力をしないと、すぐに数学ができなくなってしまうでしょう。また、小学校の時にある程度算数ができていたとしても、小学校の算数を勉強するような感覚で勉強を続けていたのでは、やはりすぐにできなくなってしまうでしょう。数学は一度できなくなってしまうと、上の学年の数学も理解するのが難しくなってしまうだけでなく、理科にも悪影響を及ぼしてしまう点で非常に厄介です。数学が不得意にならないようにするには、小学生の時から算数をしっかり勉強するのが一番です。当塾で小学生クラスの算数の指導に力を入れているのも、中学生になってから数学で苦労しないようにするためなのです。小学生の時に算数をしっかり勉強して中学の数学が苦にならなければ、逆に5教科すべてで良い成績を取る可能性が非常に高くなります。
次に大事なのは英語なのですが、当塾で小学生の時から英語の勉強をしていた生徒さんのほとんどは、英語を得意教科にしていますので、英語に関しては当塾の小学生クラスで英語の勉強をすることをぜひおすすめいたします。当塾で小学生の時から英語を勉強して、さらに飛び級もしておけば上の学年の英語も先取りできますので、常に余裕をもって学校の英語の授業を受けることができるだけでなく、高校入試の勉強をするときにも、英語は早い時期に満点をとれる状況になりますので、他の教科の対策に時間をかけることができます。しかも英語は大学受験の際にも、理系に進むにも文系に進むにも必要となりますので、当塾で英語を得意教科にしておけば将来の選択の幅が広がることになります。
中学の理科は、小学校レベルの基本的な計算ができれば決して難しくはない教科なのですが、基本的な計算が確実にできないせいで苦手意識を持ってしまう生徒さんがいます。理科は計算が必要な分野を克服しないといつまで経っても得点が安定しないので、塾の授業でも特に物理・化学の分野で生徒さんが苦手にしやすい内容は時間をかけて説明するようにしています。
国語については、当塾では夏休みや冬休みなどの季節講習を利用して読解問題の解き方を指導しています。保護者の方から「国語の授業時間が少ないのではないですか?」という質問をされることもありますが、当塾では国語の成績と国語の授業時間にはあまり関係がないと考えています。何故かと言うと、中学生で国語を苦手にしている生徒さんのほとんどは、国語以外の教科も含めた学習量の不足が原因だからです。そういった生徒さんには国語の読解問題を解くうえで必要なテクニックを教えるよりも、理科や社会のような他の教科を勉強するときに意味が分からない言葉をしっかり調べたり、教科書に出てくる重要語句をちゃんと漢字で書けるようにする、といった基本的な学習を徹底させるようにしています。そういった基本的な学習を継続して語彙力・知識量が向上すれば、確実に国語の成績も上がります。

社会については、定期テストでも高校入試でも出題される内容がある程度決まっているので、5教科の中でももっとも取り組みやすい教科といえます。塾の授業では、生徒さんの学習負担を考慮して、定期テストでよく出題される内容に重点を置いて指導しています。

 

⑤家でも勉強するようになる学習習慣の確立
当塾の中学生クラスは、週2日の通塾でその学年の学習内容をしっかり身につけられるようにカリキュラムを作っています。しかしこれは、1週間のうち2日だけ勉強して、残りの5日間は勉強せずに遊んでもよいということではありません。塾の授業がない日は、じっくり時間をかけて復習をして授業で学んだ内容を定着させたり、次の授業の予習をして自分がどこまで理解してどこから理解できないのかを明確にしておかなければなりません。中学生の生徒さんは高校に進学する前に「自分で勉強する学習習慣」を身につけておくことが非常に大事です。

 

⑥自習室利用による自学習慣の確立
当塾では生徒さんが「自分で勉強できる学習習慣」を身につけてもらうために、自習室を最大限利用できる環境を整えています。当塾は、月曜日から土曜日までいつでも自習室を利用することができますし、近隣の中学の定期テストが近づくと日曜日も自習室を利用することができます。授業がない時間はできるだけ生徒さんの質問に応じるようにしておりますので、上手に利用すればどこの学習塾の自習室よりも便利といえます。これまでに在籍した生徒さんの中で、中学3年間の塾滞在時間が一番多かった生徒さんは何時間塾に滞在したと思われますか?正解は3418時間です。当塾の中学生クラスは週2日で1日3時間授業がありますので、1年間で約300時間の授業時間があることになります。その生徒さんが、授業時間以外でいかに自習室を利用してくれたかが分かります。ちなみにその生徒さんは中学の3年間オール5をキープし、学年1位も3年間で20回以上とり、余裕をもって旭丘高校に合格しました。

 

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