模擬テストの意味

今日は朝から模擬テストを実施しました。

当塾では小5クラス以上の生徒さんには、模擬テストの受験を必修にしています。

それは模擬テストを継続的に受験することによって間違いなく実力を飛躍的に上げることができるからです。

今日の模擬テストは、中1クラスと中2クラスの生徒さんが対象でした(中3クラスの生徒さんは、毎年8月の模擬テストは名古屋の公開会場で受験してもらっています)が、いろいろ考えさせられることがありました。

模擬テスト開始前には必ず表紙の注意事項を読むこと、試験が始まったら名前や生徒コードなど必要事項を最初に記入すること、模擬テスト終了後には自己採点を行うので自分の選んだ答えが分かるようにしておくこと、などを一通り説明しています。

各教科の試験が終了して答案用紙を回収した後、生徒さんが必要事項を記入しているかどうかを私もチェックするのですが、今日の模擬テストでも何人もの生徒さんが、自分の名前を書き忘れたり、塾コードを間違えて記入していたり、選択した問題のアルファベットを塗りつぶすべきところをしていなかったり、といったミスをしていました。

名前を書いていないなどの重大なミスに関しては本人に訂正させましたが、こちらが考える以上に生徒さん達は人の話を注意深く聞いていないのだと感じました。

もちろん模擬テストを継続的に受験していく中で、こういったミスをなくしていけば良いのですが、例えば中3になってから入塾した生徒さんがこういった細かいことに配慮できずに、本番の高校入試でミスをしてしまうかもしれない可能性を考えると、やはり模擬テストの受験を必修にして、早くから真剣に受験してもらうことが必要だと感じました。

また、今回の模擬テストでは、自己採点をするので自分の答えが分かるようにしておくように試験前に話したにも関わらず、自分の答えが分かるようにしていなかったので自己採点ができなかった生徒さんがいました。

もし真剣に模擬テストを受験しているならば、自分が選んだ答えが合っているかどうかは気になると思うのですが、普段の学校のテストでも答案用紙に答えを書く前に問題用紙に選んだ選択肢に〇をつけていないのであれば、そのこと自体が問題です。

仮に自分が選んだ答えが分からないのであれば、模擬テストの復習も満足にできないと思うのです。

もちろん生徒さん全員が模擬テストを好き好んで受験しているわけではないことは分かっているのですが、ただ受験するだけではあまりにももったいないと思います。

かといって受験したくない生徒さんを簡単に受験しなくてもいい状況にしてしまうと、当然模擬テストを受験しなくなってしまうので、そういった生徒さんは高校受験の時に悔しい思いをすることになってしまいます。

当塾に通塾しているのであれば、模擬テストを受験するのは当然のこと、模擬テストを受験した後自己採点をしてしっかり復習をするのは当たり前のこと、といった雰囲気を定着させていきたいと思います。

せっかく模擬テストを受験するのであれば、模擬テストを受けた甲斐があったと思えるように、いろいろな取り組みを行っていきたいと思います!

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