実力を発揮するために
今日は朝から入試対策授業がありました。
当塾の入試対策授業は、いつも午前10時から始まります。
午前10時に1教科目のテストを解き始めるのですが、5分前に塾に到着した生徒さんいたので、もう少し早く塾に来るように言いました。
落ち着いて問題に取り組むためには、少なくとも10分前には席について最初に受けるテストの心の準備をしなければなりません。
その教科の問題を解く順番はどうだったか?
自分がその教科でよくやってしまうケアレスミスはどういったものがあったか?
テストの前に少しでも見直しておきたい学習内容はないか?
そういったことを考えながら、テストを受ける心の準備をしていきましょう。
終わった教科のことは考えない!
1時間目は国語の問題を解いたのですが、答案用紙を回収した後に、正解を確認していた生徒さんがいました。
答案を回収した後なので、不正行為でも何でもないのですが、本番の入試の時には試験が終わった直後に正解を確認することはできません。
生徒さんにはよく、「テストが終わった教科のことを考えてもその教科の点数は上がらないのだから、終わった教科のことは考えずに次の教科のことに頭を切り替えていく方がいいよ」と話します。
例えば、終わった教科の問題について休み時間に友達と話をする生徒さんが結構いるのですが、友達と話をしていると大抵の場合は自分の選んだ解答が間違っていることに気付くだけに終わってしまいます。
自分の答えが間違っていたことに気付くと、やはりがっかりしてしまいますよね。
しかもそれが事実だとしたらまだいいのですが、実は自分の答えが合っているような場合でも、間違っていると思っていたら、その後に受けるテストに悪い影響があると思うのです。
そうなってしまうくらいだったら、最初から終わった教科のことは考えずに、少しでも次の教科のことに頭を切り替えた方が、良い結果が出るでしょう。
中学生の生徒さんにそこまで徹底させるのは難しいことですが、自分の感情をコントロールできると、いろいろなことで役に立ちますよ!
要約問題は良い解答がいくつかありました!
先週に引き続き、国語の入試問題にチャレンジしてもらいましたが、先週と比べて今日は良い解答がいくつかありました。
最終的に得点できた生徒さんはいなかったのですが、先週教えた要約問題のポイントを意識して解答している生徒さんが増えているのが良く分かります。
今回の要約問題では、①文末をどう書くか、②指示語を具体的な表現に書き換えて解答したか、③比喩表現の代わりに別の文章にある分かりやすい表現を使って解答できたか、といったことがポイントになりました。
また、制限字数にまとめるのに苦労していた生徒さんもいたようなので、効率的に制限字数にまとめる方法についても話しておきました。
国語の入試対策をこれだけじっくり時間をかけて行えるのは、この10月しかありません。
入試対策授業以外にも過去の入試問題を解く機会を作っていますので、それを利用すれば10月だけで8回の入試問題にチャレンジすることができます。
要領のいい生徒さんは、10月でほぼ国語の入試対策が完了しますので、11月に英語、12月に数学・理科・社会の入試対策にじっくり取り組むことができます。
入試対策授業はあと15回しかない?
3月の入試までにあと何回日曜日の入試対策授業があるかというと、残り15回しかありません。
この数字を見るとすごく少ないように見えますよね。
でも愛知県の公立高校入試までに、日曜日はあと21日しかありません
当塾の入試対策授業は、月4回ある日曜日のうち3回の日曜日を使うスケジュールを組んでいますので、実質あと5か月しかないことを考えると、15回くらいしかないことが実感できるでしょう。
(でも、実際には模擬テストの後の復習や、冬期特別講習、年明け以降の通常授業の時間も入試対策に使えるので、たっぷり時間はあるのですが・・・)
いずれにしても中3クラスの生徒さんには、1回1回の入試対策授業を真剣に受けて欲しいと思います。
真剣にテストに取り組めば、仮に良い点数が取れなかったとしても、復習の時に身につけられることが多くなります。
残り5か月で着実に実力を積み重ねていきましょう!