試験時間を有効に使うには?

今日は数学の過去問にチャレンジしました

今日の入試対策授業では、まず数学の過去問を解いてもらいました。

愛知県の公立高校入試の数学の問題は、入試制度が変わった後もあまり難易度に変わりがないように思います。

来年以降どうなるかは分かりませんが、試験時間が短いのであまり難しい問題ばかり出題すると平均点が低くなってしまうので、今後も同じような傾向が続くのではないでしょうか?

今日の入試問題では皆、なかなか良い点数を取っていたように思います。ただ、目新しいように見える問題の正答率は低かったので、それは今後の入試対策授業で点数が上がるように指導を続けていきたいと思います。

問題を見た瞬間に解けるかどうか判断できるか?

愛知県の数学の問題は本当に傾向がはっきりしているので、解答を導くまでに時間がかかるかどうかは、ちょっと数学ができる生徒さんならすぐ見分けることができるようになるでしょう。

例えば今日解いた問題の中に確率の問題があったのですが、場合の数を数えるのがちょっと面倒な問題だったので、中堅レベルまでの学校を志望している生徒さんであれば、この問題に時間をかけずに他の問題に多くの時間を使った方が良いのでしょう。

ただ今日の確率の問題は2点問題だったので、上位高を受験する生徒さんの場合は手際よく(時間をかけずに)解く必要があります。

2学期の通知表の結果と今までの過去問の点数を考慮して、自分が志望校に合格するためには数学で何点取らなければいけないのかをそろそろ考えていかなければなりません。

当塾では毎年12月最後の入試対策授業で、各生徒さんと面談をしたときに各教科の目標点を決めるようにしています。

まずはケアレスミスをできるだけ少なくするように、試験が終わる5分前には計算ミスがないかチェックをするようにしましょう。計算ミスによる失点がないだけでかなり合格に近づくことができます。

合格するには特別高い得点を取る必要はない

当塾では、高校入試が終了した後、生徒さんに自己採点をしてもらいその点数を模擬テスト実施団体に提出しています。

そうすることで各高校を受験した生徒さんの本番の入試での得点分布や合格最低点等の資料を手に入れることができるのですが、その資料を見ていつも思うのは、「合格するには特別に高い点数を取る必要はない」ということです。

難関校であっても全教科満点を取るほど高い点数を取る必要は全くなく、通知表の成績が悪くなければ、努力を積み重ねることで十分に取れるようになる点数なのです。

過去問を真剣に解いて、できなかった問題を時間をかけて復習する・・・

これを継続することによって、3月の本番の入試では今の自分では考えられない高い点数を取ることができるようになります。

1回1回の入試対策授業を大切にしていきましょう!

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